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   Genetically modified (GM) mice as exemplified by transgenic (Tg) mice and knockout (KO) mice have been widely used to examine the function of DNA of interest (DOI) in vivo or to explore the mechanism of pathogenesis of human disease and therapeutic drugs against such disease. In our laboratory, development of a new methodology to create various types of GM mice is being performed.

   For examples, we have developed a novel method called “pronuclear injection-based targeted transgenesis (PITT)”, with which single copy of transgene carrying a DOI can be inserted into the Rosa26 locus of mice, a specific locus allowing transgene expression in the absence of position effects (gene silencing), using a Cre/loxP-based site-specific recombination system.

   Furthermore, we recently developed another method called “Genome-editing via Oviductal Nucleic Acids Delivery (GONAD)”, a method for creating GM (genome-edited) mice without needs of ex vivo handling of

zygotes, such as zygote isolation, microinjection of nucleic acids (i.e., CRISPR/Cas9-related components) into zygotes, cultivation of those manipulated zygotes for a short period, and return of embryos into the reproductive tracts of recipient females.

   Our future subjects are to develop a more advanced method for CRISPR/Cas9-based genome editing, to perform basic research towards gene therapy and to apply our present available techniques to the field of synthetic biology.

 ノックアウトマウスやトランスジェニックマウスなどの遺伝子改変マウスは、個体レベルでの遺伝子機能解析やヒト疾患のモデルマウスとして、世界中で広く使用されています。我々の研究室では、主に実験用マウスを用いて、これらの遺伝子改変マウスを作製するための方法論の開発を行っています。

 例えば、Cre-loxP部位特異的組換え系などを利用して、Rosa26と呼ばれる遺伝子座位に1コピーの目的遺伝子を挿入することにより、安定した遺伝子発現を示すトランスジェニックマウスが再現性良く得られる方法であるpronuclear injection-based targeted transgenesis (PITT)法を開発してきました。

 最近は、Genome-editing via Oviductal Nucleic Acids Delivery (GONAD)法と呼ばれる、受精卵の単離、顕微注入、移植を要しない新規遺伝子改変マウス作製法を開発し、CRISPR/Cas9ゲノム編集法への応用などを行っています。

 今後は、CRISPR/Cas9系を用いて、より洗練されたゲノム改変技術の開発、遺伝子治療法開発、合成生物学への応用などを進めていきたいと考えています。

News & Topics
奈良県立医科大学学部生の八木くんと藤田くんが2ヶ月間のリサーチ・クラークシップとして研究室メンバーに加わりました。

Jan 6, 2023

ギリシャのIMBB, FO.R.T.H.のTheodoros P . Kosteas博士が、EMBOフェローシップ・プログラムに採択され、客員研究員として来日されました。

Aug 9, 2022

三浦先生が、日本ゲノム編集学会でポスター発表を行いました。

Jun 7, 2022

技術職員の堀くんが、仙台市で開催された実験動物学会でポスター発表を行いました。

May 19, 2022

大学院生の今福くんが修士論文の優秀賞を獲得しました。

May 24, 2022

卒研生の西川くんが、北里大学で卒業論文発表を行いました。

Feb 17, 2022

大学院生の今福くんが修士論文発表会で発表しました。

Jan 20, 2022

奈良県立医科大学学部生の濱くんと山口くんが2ヶ月間のリサーチ・クラークシップとして研究室メンバーに加わりました。

Jan 6, 2022

第44回日本分子生物学会総会にて三浦先生がオンラインでポスター発表を行いました。

Dec 1, 2021

COVID-19研究に有用なツールとなるモデルマウスに関するNat Protoc誌の論文がGENETIC LITERACY PROJECTのHPで紹介されました。

Aug 31, 2021

大塚先生が第46回 組織細胞化学講習会にてi-GONAD法に関する講演動画を公開しました。

Aug 19, 2021

大塚先生が日本ゲノム編集学会第6回大会の教育実習セッションで講演を行いました。

Jun 16, 2021

三浦先生が2021年度武田科学振興財団研究助成金に採択されました。

Jul, 2021

大塚先生が第68回日本実験動物学会総会のLASセミナー(Web開催)で講演動画を公開しました。

May 19, 2021

大塚先生が、パシフィコ横浜で開催された第85回日本循環器学会学術集会のISHR U45企画セッションで講演を行いました。

Mar 27, 2021

大学院生の今福君が第43回日本分子生物学会年会でポスター発表を行いました。

Dec 3, 2020

研究員の宮ヶ迫さんが東海大学総合医学研究所の第16回研修会でショートプレゼンテーションを行い、次席優秀賞を受賞しました。

Nov 28, 2020

大塚先生が2020年度武田科学振興財団研究助成金に採択されました。

Nov, 2020

三浦先生のThe 16th transgenic technology meetingでの受賞について、東海大学のHPで紹介されました。

Nov 18, 2020

February 20, 2020

重井医学研究所の松山誠先生が研究室に来られ、東海医学会にてご講演いただきました。

September 26, 2019

神戸大学で開催された「実験動物に感謝する集い」にて、大塚先生が講演を行いました。

July 11, 2019

明治大学で開催されたゲノム編集ミーティング「新しいゲノム編集技術によるヒト疾患モデルマウスの効率的作製」で、大塚先生が講演を行いました。

May 31, 2019

三浦研究員がシアトルのワシントン大学に留学しました。

May 06, 2019

大塚先生がジョージア大学を訪問しました。

April 14, 2019

Dr. Gurumurthyが東海大学の我々の研究室を訪問し、セミナーを行いました。

March 11, 2019

MITおよび東京医科歯科大の先生方が、i-GONAD法の見学に来られました。

February 12, 2019

奈良県立医大、東京医科歯科大、東京理科大、フロリダ大の先生方が、GONAD法の見学に来られました。

January 27, 2019

大塚准教授が、中部大学の生命健康科学研究所・ライフサイエンスセミナーにて講演を行いました。

January 09, 2019

大塚准教授が、奈良県立医科大学にて講演を行いました。

December 05, 2018

三浦研究員が、シアトルのワシントン大学で講演を行いました。

November 13, 2018

東京農大、国立がん研究センターの先生方が、GONAD法の見学に来られました。

October 09, 2018

大塚准教授が半年のアメリカ留学から帰国されました。

August 10, 2018

三浦研究員がUGAを訪問しました。

April 10, 2018

大塚准教授が、ジョージア大学のDr. Dexi Liuの研究室にvisiting professorとして留学されました。

March 08, 2018

大塚准教授と三浦研究員が、新潟大学の上村顕也先生の研究室を訪問しました。

February 28, 2018

北大、東北大、東大、東京医科歯科大、慶応大、同志社大、山口大、九州大の先生方が、GONAD法の見学に来られました。

February 14, 2018

卒研生のArifinさんが、湘南校舎で卒論発表を行いました。

December 26, 2017

大塚准教授が、東北大学農学部にて講演を行いました。

December 24, 2017

Nature Protocols誌に掲載されたEasi-CRISPR法のプロトコル論文が化学工業日報で取り上げられました。

November 29, 2017

Australian National UniversityのDr. Gaetan Burgioが当研究室を訪問し、東海医学会セミナーを行いGONAD法を見学されました。

November 13, 2017

埼玉大、山口大、奈良県立医科大、防衛医科大の先生方が、GONAD法の見学に来られました。

November 10, 2017

大塚准教授が第3回川島カンファレンスで特別講演を行いました。

November 07, 2017

岐阜大学の大沢匡毅先生が当研究室を訪問し、東海医学会セミナーを行いました。

August 23, 2017

大塚准教授が、国立成育医療センターにて講演を行いました。

August 21, 2017

東京女子医大、中部大、北里大、理研BRCの先生方が、GONAD法の見学に来られました。

April 30, 2017

1ヶ月間の研修学生として来られていたMd. Atiqul Islamさんのお別れ会をしました。

April 04, 2017

北海道大学獣医学部の大学院生のMd. Atiqul Islamさんが、1ヶ月間の研修学生として研究室に加わりました。

March 27, 2017

広島大の先生方が、GONAD法の見学に来られました。

February 06, 2017

東大と北大の先生方が、GONAD法の見学に来られました。

January 17, 2017

他大学や研究所の先生方が、GONAD法の見学に来られました。

September 05, 2016

大塚准教授が、広島で開催された日本ゲノム編集学会第1回大会に参加・発表しました。

August 24, 2016

共同研究者の鹿児島大学の佐藤正宏教授が、GONAD法を実施しに来られました。

July 19, 2016

理化学研究所バイオリソースセンターの小倉先生と廣瀬さんがGONAD法を見学に来られました。

June 30, 2016

大塚准教授と三浦研究員が、長野で開催された東海若手会に参加・発表しました。

June 28, 2016

共同研究者の防衛医科大学の中村伸吾先生と北里大学の安岡有紀子先生が、実験を見学しに来られました。

June 27, 2016

共同研究者の鹿児島大学の佐藤正宏教授と慶応大学の大西伸幸先生が、GONAD法を実施・見学しに来られました。

March 23, 2016

大塚准教授と三浦研究員が、フランスのキュリー研究所のLionel Larue博士の研究室を訪問しました。

March 10, 2016

当研究室の三浦研究員が上原記念生命科学財団の贈呈式・記念パーティーに参加しました。

February 29, 2016

共同研究者の鹿児島大学の佐藤正宏教授が、GONAD法を実施しに来られました。

February 24, 2016

卒研生の池谷さんが、湘南校舎で卒論発表を行いました。

January 13, 2016

大塚准教授が松前重義学術奨励賞を受賞しました。

December 21, 2015

共同研究者の鹿児島大学の佐藤正宏教授が、GONAD法を実施しに来られました。

October 13, 2015

共同研究者の鹿児島大学の佐藤正宏教授が、GONAD法を実施しに来られました。

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